《桜の章》《雪の章》
各話あらすじ
《桜の章》
「燐光姫抄」-リンコウヒメショウ-
“狐の巫女“と呼ばれる体内に“妖狐”を宿した娘(ヒメ)を主軸に、
彼女が棲まうお屋敷に現れた新しい“介添人”/ヒメの母親/彼らを繋ぐ八百比丘尼が織りなす物語。
〈燐光堂-リンコウドウ-〉店主・環の左眼に纏わる、はじまりの物語。
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「月暈 花ノ怪」-ツキガサ ハナノケ-
〈燐光堂〉に劇作家・柴崎月子が現れ、自作の戯曲『月暈』を目利きしてくれと依頼する。
曰く「親友の女優・小町美乃に、劇中の人物”お面屋“が取り憑き、美乃は神経を病んでしまった。」と
桜舞い散る望月の宵。環は“お面屋“の正体を突き止めるべく妖明かしに繰り出す……
【出演】
妃咲歩美、来栖梨紗、結崎あゆ花
星秀美、田口真美、中原舜実、小林桜子
《雪の章》
「ウスラビの鏡」
伝承によると。竜胆(リンドウ)家には、「神をうつす鏡」が在ったとか。
悪霊に憑かれた人間が覗き込むと自我を取り戻すと云う、神性の鏡
ある雪の夜〈竜胆屋〉という薬屋を営む竜胆鏡子・鏡也姉弟の目の前に、
六花と云う身寄りの無い娘が現れ、家に住まうようになる……
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朗読劇「りんこうひめ」
今は昔。二重の虹の麓、水青く緑深い集落あり。
あの世とこの世の境目にて……“妖”をその身に宿した娘が、八百年の月日を旅する尼僧と出逢う。
鬼か蛇か、神か狐か幻か。
妖明かし、環の過去を解き明かす短編朗読劇。
【出演】
妃咲歩美、石黒乃莉子、かまくらあや
高木碧、岩永琴子、田渕瀬那
《🦊お狐様祭り回🏮》
「月暈 花ノ怪」・「ウスラビの鏡」・朗読劇「りんこうひめ」
【出演】
妃咲歩美、石黒乃莉子、かまくらあや、来栖梨紗、結崎あゆ花
小林桜子、高木碧、岩永琴子、田渕瀬那